世界一周が終わってしばらくしてから台湾旅行に出掛けました。チャイナエアラインがスカイチームで、バリ島やシンガポール、バンコク、ニュージーランド、香港などに行くときによく利用しています。
ただこれまで台北経由で空港周辺のホテルにしか滞在しておらず、いつもトランジットだけで一度もまともに滞在したことがなかったです。食べ物は美味しいし、近いし、日本語は通じて親日だしと行かない理由はないですよね。
それでチャイナエアラインのビジネスクラスで最初に南部の大都市高雄(カオシュン)に行き、台北から帰るいわゆるオープンジョーのチケットを購入しました。初めて台湾に行くのでいろいろと調べてみたのですが、台北周辺以外だと台南と高雄を勧める人が多かったのでそうしました。高雄で数日滞在したのちに鉄道で台南に向かい、そこで数日過ごしてまた鉄道で台北に行ってまた数日過ごして東京に帰るという旅程です。高雄を先にした理由は、台北だと入国審査がとても混むということとお土産などは最後の方に買うのがいいと思ったからでした。
旅行ガイドを購入して調べてみて、行きたいところを何か所かピックアップしました。
高雄行きは成田からしか出ていないので、成田出発です。チャイナエアラインのラウンジは結構何度も使ってますが、まあまあです。料理などはあまり期待しないでください。ビジネスでもかなりお安いですから。
高雄行きは古い機材ですが、年末年始とか旧正月などでなければ空いています。機内食はオンラインで事前リクエストできますので、まあ和食がいいと思います。ビデオなどは中国語・英語・日本語となっていまして、日本の映画やドラマやアニメなんかも見ることができます。3時間半ぐらいで高雄に着きます。
高雄空港はMRTに直結していて、MRT移動がおすすめと書いてあったので、MRTで行きました。改札で高雄のパスモのようなICカードを購入してチャージしました。
日本と同様にチャージしてあれば全国のバスや鉄道などで利用可能です。台湾ではICカード利用が断然お得になっていて、現金よりも2－3割引きで乗れたり、同じ日に使用するとバスだと３回目は無料になるといった感じでとてもお得です。何日も滞在するなら是非購入しましょう。
驚いたのですが、MRTでスーツケースを持って降りようとすると、周りの人に声かけてくれてみんなよけてくれて降りることができました。台湾の人はとても親切です。特に高雄や台南など台北以外の地方都市はとても親切でした。
ホテルはHotel-Dでした。口コミ評価が高く、MRT駅から近く、有名な六合観光夜市にも近いので選びました。こちらのホテルは、新しくてなかなか機能的でいいのですが、バスタブがない(高雄は一年中暑いのでシャワーでもいいのですが)のとワークデスクがなく、PC作業ができないのが難点でした。ただ朝食などはとても充実していてよかったです。コンビニやスーパーもすぐ近くで便利です。高雄は港町で物価も安くていいところです。
翌日は左営地区にまず行くこととしました。MRTで生態園区まで行ってそこからUberでまず蓮池潭という池のほとりにある台湾最大の孔子廟まで行きました。沿道は出店が立ち並んでいてとても賑やかでした。ここは300年前の清の時代にできたそうです。池の中や周辺に廟など歴史的建造物がたくさんある高雄の代表的観光スポットです。
孔子廟の入口です。とても大きくて立派ですよね。当日はとても暑かったです。
中の門です。こちらも大変立派ですね。
こちらが孔子廟です。
中はこんな感じです。
蓮池潭という池です。ウォータースポーツもありました。
こちらは天府宮といいます。派手ですよね。
こちらが有名な龍虎塔です。龍の口から入って虎の口から出ると善人になると言われているそうです。逆は禁じられています。観光客がとても多いです。
こちらにも楼閣があります。池の向こうには高雄の現代的な街並みです。
龍虎塔の全景です。立派な楼閣で観光客がとても多いですよね。この後すごい賑わいだった屋台を少し冷やかしてから、Uberで駅に戻りました。豚の丸焼きなんかを作っていたりして随分豪快な屋台もありました。夜市など屋台についてはまた改めて触れたいと思います。
この日はとても暑くて体力を消耗し、スーパーなどに行ってからホテルに戻り、ホテルから歩いて六合観光夜市に行きました。高雄は港町なので、シーフードなどが特に美味しいです。こちらの夜市は観光客向けで、値段とかもほかの夜市に比べると高い(それでも日本に比べると格安です)ですが、初心者の入門にはいいと思います。
イカの丸焼きやカニの唐揚げやマンゴーやパパイヤなどのフルーツを買い食いしました。楽しいし、美味しいです。
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